
シェアハウス事情 オーストラリア編
JULY.01.2019
こんにちは。昔宮です。
ここ数年、シェアハウス需要が高く物件の購入された方もいるかと思いますが、今回は僕が13年前にオーストラリアへ留学していた頃のシェアハウスのお話をしたいと思います。
オーストラリアのシェアハウスは転貸が当たり前!!
シドニーの外国人留学生やワーキングホリデー向けのシェアハウスは、日本のように物件を購入して運営していくのではなくて、永住権を取得したアジアの人が賃貸で借りてそこ(シェアハウス)をビジネスとして転貸してくのがほとんどでした。
要は又貸しなので賃貸借契約違反になりますね 笑
当時の僕は、シドニー中心地のど真ん中にあるワールドスクエアー(日本でいう六本木ヒルズ?)という建物の51階の2SSLDK(Sはサンルームと納戸)多分80㎡くらい?に日本、韓国、中国、チェコ、タイ、フランス、ドイツ、イギリス、ブラジル人の12人で住んでいたので、日本だったら100%こんな経験はしなかったと思います 笑
賃貸の条件はこんな感じでした。
- 水道光熱費はフリー
- ライス・パンはフリー
- 賃料は一週間AS$110
- 掃除は当番を決めて順繰り
- お手伝い??
一等地の高級レジデンスには管理人のインスペクション(調査)が入ります!
日本では賃貸物件に管理人が部屋に入ることはまず無いですが、オーストラリア、特にシドニー中心地にある高級レジデンスには2~3か月に一度、インスペクションが入るケースがあります。
前述したとおりシェアハウスビジネスを営んでいる永住者が多く、1つのアコモデーションに定員4~5人より倍の人数が住んでいたりすると建物の規約違反などのケースがあるので、通知後に管理人が部屋の中まで入ってきます!
その時、オーナー(賃借人)は何をするかというと、入居者に手伝ってもらい、ベット等の寝具、洋服ダンス等はバルコニーであったり各フロアにあるガーベッジルーム(ゴミ捨て場)に移動して全力で隠します。
バレないように全力で!
そのために条件にお手伝い(HELP US)とあるわけです 笑
ばれたら即刻退去、敷金(賃料の4~5か月)の返金無しのペナルティがある上、月々の収益がなくなるのでオーナーも必死ですね、契約違反ですけど。
日本とは違ったシェアハウスのシステムですが日本ですと裁判ごとになると思いますので今回はお勉強の一環ということで!
ではまた次回!!
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