
新年のご挨拶
JANUARY.20.2020
アセットマネジメント事業部の川﨑昌彦です。
みなさま
新年、明けましておめでとうございます。
謹んで新春の祝詞を申し上げます。
昨年は格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
みなさまの益々のご繁栄をお祈り申し上げますとともに本年も倍旧のお引き立てのほどひとえにお願い申し上げます。
旧年より元号が変わり、初めての年越しとなりましたが、皆さまはどのように過ごされましたでしょうか。
この新元号となりました【令和】ですが、国書である万葉集の文言から引用されたことはご存じかと思います。
名の由来として『日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく咲き誇る梅の花のように人々が明日への希望をもち、それぞれの花を咲かせたい』という想いのもと決定したのですが、改元に伴い様々な影響が随所にみられると予想されます。
平成から【令和】への移り変わりが皆様の人生にとって新たなチャンスとなるよう、一人一人が明日への希望をもち、それぞれの花を咲かせることができれば素晴らしいですよね!
さて、そんな新時代の幕開けとなりましたこの年末年始ですが、プライベートでも仲の良い社内メンバーや友人などとスノーボードを楽しんで参りました。
沢山の人とふれ合い、賑やかに年末年始を迎えることが出来ました。
例年であれば雪も深く積もり極寒の中楽しむのですが、今年はブッシュと呼ばれる『山肌が見える部分』も多く見られ、1月だと言うのに人工雪で補っている状況でした。
北海道でも雪が少なく、恒例の雪まつりも雪をトラックで搬入して対応されているそうです。
『今年は暖冬だな』と思ったのですが、そもそも暖冬とは何なのでしょう。
調べてみました。
暖冬とは、冬(12~2月)の平均気温が3階級表現で「高い~かなり高い」に該当した冬を言うそうです。
気象の世界においては、11月や3月の気温は暖冬かどうかに関わってこないんですね!
「低い/平年並/高い」といった3つの階級は、過去30年間の値のうち、11番目から20番目までの範囲を「平年並」として、それより低ければ「低い」、高ければ「高い」と定めているそうです。
このように3つの階級を定めることで、過去30年間の値では3つの階級それぞれの出現回数が10回ずつとなり、出現率が等分(33%ずつ)となります。
これを気候的出現率といいます。
その中で、「かなり」と付くのは上位10%または下位10%の場合になります。
2019年12月の降雪量は北日本日本海側、西日本日本海側で1961年の統計開始以降で最も少ない記録を更新したそうです。
東日本の日本海側でも2015年に次いで少ない方から第 2 位の記録となったようです。
これが異常気象なのかどうかまでは分かりませんが、例年にはない状態であることには間違いなさそうです。
2月いっぱいまでの気候も加味してですが、観測史上で最も高温な冬になる可能性も高いと言えるでしょう。
ちなみに!
『暖冬の年は大雪になる』という事も言われていますが、これは事実無根だそうです。
2001年以降19年間、東日本では暖冬が11回(年)で、『大雪』とされているのは17回。
暖冬に関わらず17回は大雪で、暖冬でも雪が少なかった年は2回。
なんとも言えない数字ですね。笑
個人的には寒さが苦手なので暖かい分には助かるのですが、四季が魅力の国でもありますので『冬景色』が待ち遠しいです。
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