JANUARY.24.2022

はじめまして。今回コラムを担当させていただきます、コンサルティング事業部の木又と申します。
突然ですが、皆さん野菜は好きですか?
この時期は鍋料理を食べる機会が増え、特に白菜等を買う機会が多々あると思います。私自身、白菜はすごく好きで、自分でキムチを漬け込んだりしています。

元々野菜自体大嫌いでしたが、新卒で入社した会社がJAで、そこで営農課に配属されたことで農家さんと接する機会が増え、放っておけば勝手に育つと思っていた野菜作りが想像以上に大変なことがわかり、その手間暇をかけた野菜がとても美味しく、今ではカリフラワーが苦手ですが、大半は好きになりました。
実際に、僕自身が農家の方々と触れ合い、野菜作りの面白さを知り、元JAで上司だった方の営む農業法人に転職し、農家になったはいいものの大変なことは変わらず、ただ作るだけだと味が乗らない、そもそも実がつかないなど様々な問題に直面しました。
どうすれば良いかを上司に確認した結果、そもそもの土づくりから変えていき肥料の配合の割合を変えていく、温度管理をして行くなど様々ありました。例えば肥料の配合でいえば、肥料の3大要素と呼ばれる窒素、リン酸、カリの割合を変え、作る野菜事に環境を変えていく、など段取りや前準備が会ってこその農業なのだと理解しました。

窒素

植物にとって最も必要な成分。茎葉や根の生育に重要な役割を果たし、主として植物が若い時期や茎葉が展開している時期に必要なので、「葉肥」ともいう。不足すると、生育不良になる、葉が小さくなったり、色が薄くなるなどの症状が出る。過剰になると枝葉が徒長し、葉は色が濃く大きくなり、軟弱になって病害虫に侵されやすくなります。

リン酸
植物の生長にかかわる栄養素で、茎葉や根の生長を助けると同時に、開花、結実を促すので、「花肥」や「実肥」とも呼ばれる。過剰でも症状は出にくいが、不足すると、葉が小型化する、花数が少なくなる、開花や結実が遅れるなどの症状が出る。

カリ
光合成に関係し、寒さや暑さ、病害虫に対する抵抗力をつけるので、植物を丈夫に育てるには欠かせない栄養素。特に根の発達を促進するので「根肥」とも呼ばれる。過剰でも症状は出にくいが、カルシウムやマグネシウムの吸収が阻害される。不足すると細根の生育が悪くなり、風などで倒れやすくなり、病害虫の被害を受けやすくなる。

農業に限らず、私たちの仕事であるコンサルティング事業も段取りや前準備が必要不可欠で、ある程度はテンプレがあったとしても、そのお客様にあった提案とは唯一無二です。
関わってくれたお客様に取って、唯一無二の営業になれる様、人間力やしっかりとした提案をして行けるように日々精進して参ります。

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